FIELD NOTE KUSHIRO

北海道くしろ地方のローカルメディア「フィールドノート」のブログ

浜中町アクティブツアー

いつもフィールドノートのブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

今回は、酪農と漁業のまちとして知られる浜中町の体験型の観光についてご紹介します。ちょっと長めです。

 

釧路地方の最東端に位置する浜中町は、 写真の琵琶瀬展望台からの眺めなど、数々の絶景ポイントがあり、北海道遺産にも選定されている霧多布湿原は別名「花の湿原」と呼ばれるくらい、種類豊富な草花を春から秋にかけて見ることが出来ます。

 

ルパン三世の作者、モンキーパンチさんの故郷としても知られてますね。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170912162246j:plain

 

 

今回の取材時、道東の知られていない観光スポットやお店、現地での体験など、女性ならではの視点で紹介する「ひがし北海道ReBirthプロジェクト」の金子さんとご一緒させていただいたので、コラボレーションした内容でお伝えいたします。

 

 

f:id:fieldnotekushiro:20170913174527j:plain

左からアウトドアアシスト岩松の岩松さん、松岡牧場の松岡さん、金子さん、あしやんカヌーの芦田さん

まずは、「コープはまなか」に集合し、 タカナシ4.0牛乳のソフトクリームで乾杯。

 

浜中町は、ハーゲンダッツ社も使用しているミルクの生産地でもあります。

 

今回のアクティブツアーを企画した芦田さんと松岡さんは、フリーペーパー「FIELD NOTE04」でもインタビューでご紹介している、新規就農で浜中へやってきたお2人です。

 

 

 移住者ならではの視点で、浜中町を楽しんでいる方々。

 

その本人たちが提案するツアーなので、なんだか説得力を感じます。

 

さっそく芦田さんの案内のもと、カヌーツアーへ。

 

 

f:id:fieldnotekushiro:20170912162313j:plain

 

 

着いて早々に、このスケール感。

気持ちのいい景色が広がります。

 

 

f:id:fieldnotekushiro:20170912162101j:plain

 

ライフジャケットを装備して、パドルの扱い方や注意点など教えてもらいます。

 

カヌーに乗り込み、いざ出発です。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170912162125j:plain

 

なんといっても低い視点から見える世界や、川と一体になる感じがカヌーの魅力。

 

川の色が茶色なのは、泥炭の影響があるからだとか。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170912162140j:plain

 

気持ちいいこと間違いなしなロケーション。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170912162144j:plain

 

野鳥や風の音しか聞こえない、静けさの中をどんどん進んでいきます。

 

ここからは金子さんの撮影。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170912162354j:plain

 

包み込まれるような景色。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170912162434j:plain

 

ある程度進んだところで、コーヒーブレイクです。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170912162415j:plain

 

違う国に流れ着いたかのような景色。なんだか楽園感が漂ってきます。

 

 

f:id:fieldnotekushiro:20170916202530j:plain

 

金子さんがカヌーツアーを楽しんでいる間に、編集人が向かったのは霧多布湿原センター。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170916202713j:plain

 

ここでは、ビジターセンターとしての役割やカフェ、ミュージアムショップなど、ちょっと一息つきながらもゆっくり楽しめる内容に。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170916202640j:plain

 

何より、展望ホールから眺める景色が最高です。コーヒーを飲みながら霧多布湿原を一望できちゃいます。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170912162215j:plain


カヌーツアー終了後、訪れたのは霧多布の風土とfoodを紹介する「風と土のナベタカ」さん。

 

店内はこんな感じ。

f:id:fieldnotekushiro:20170912162202j:plain

f:id:fieldnotekushiro:20170912162210j:plain

 

ハンモックにサーフボードとスノーボード、また店名からも伝わってくるように遊び心ある大人感が満載の店主、渡部 貴士さん。

f:id:fieldnotekushiro:20170912162236j:plain

 

自然を愛する地元の漁師でもある渡部さん。

 

漁船クルージングやカヌーツーリングなどのアクティビティを通じて、浜中町の魅力を体験してもらうのと合わせて、旬な海の食材を使用したメニューを楽しめます。


他にもタイ古式マッサージぴゅあはーとさん)を受けて宿泊もできるという、ゆっくりとたくさんの楽しみ方ができちゃいます。要予約なので訪れる際にはお問合せを。(090-1380-5150)

 

 最後に愛犬のノースちゃんと、パシャリ。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170912162241j:plain

 

また、浜中町で宿泊するなら「ポロト案内舎」さんもおすすめだそうです。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170916215524j:plain

f:id:fieldnotekushiro:20170912162350j:plain

f:id:fieldnotekushiro:20170912162513j:plain

 

五右衛門風呂やサウナも楽しめる、自然ガイドの宿主が営む宿。

 

 

是非、チェックしてみてください。

 

・・・

 

 初日をカヌーツアーで終えた金子さんは、翌日のツアーにも参加。

 

 

 

まずは「北太平洋シーサイドライン乗馬クラブ」さんにて、乗馬体験。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170912162508j:plain

 

2時間かけて、シーサイドラインを優雅に巡ります。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170912162504j:plain

 

f:id:fieldnotekushiro:20170912162430j:plain

 

その次は、松岡牧場さんのチーズスタジオ&カフェにてチーズ作り体験。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170912162454j:plain

 

自分でチーズを加工して、ピザで食べるピザランチ付き。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170912162343j:plain

f:id:fieldnotekushiro:20170912162423j:plain

 

おいしそ~。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170912162445j:plain

 

前日までの予約で体験できちゃうので、気軽にお問合せを。(0153-68-6400)

 

 

 

f:id:fieldnotekushiro:20170912162405j:plain

 

最後はファームデザインズさんで、ソフトクリームを食べたり牛グッズのお土産をゲットしたりと、浜中町をまるごと満喫する、かなりアクティブでお腹一杯になる2日間。

 

今回のツアーを企画した芦田さん・松岡さんからは、より多くの方に浜中町の魅力を体験してもらいたいと熱いメッセージもいただきました。

 

気になった方は是非、お問合せください。(090-8631-5215)

 

そして、実際に体験してみてくださいね!

 

・・・


追記

f:id:fieldnotekushiro:20170912162255j:plain

 

長~い、琵琶瀬木道も最高の景色でした。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170912162300j:plain

ひょっこり顔出すエゾシカさん。

 

そして、ルパン三世のまち浜中町では「ルパン三世フェスティバル」も毎年開催されています!※2017年は開催終了

 

f:id:fieldnotekushiro:20170916200656j:plain

 

見どころ満載の浜中町を是非お楽しみください~



ある視点~唄とともに生きるということ。 FIELD NOTE 05 より

唄とともに生きるということ。

2016年11月19日~12月2日にかけて、渋谷ユーロスペースにて上映されたカピウとアパッポ~アイヌの姉妹の物語~。昨年は映画の上映だけではなくCDのリリースと幅広く活躍したお二人に唄について色々とお話しさせていただきました。

 

・・・・・・・・・・

 

f:id:fieldnotekushiro:20170902180203j:plain

 

唄と生活

-小さい頃から唄や踊りが身近にあったというお二人が、あらためて大人になって唄いはじめたというのは、いつ頃からになるのでしょうか?

 

床 絵美(以下:絵)私は東京のアイヌ料理店で働いていた時ですね。東京の若いアイヌの子やOKIさん等に誘われて。

 

郷右近 富貴子(以下:富)私は2007年から始まった早朝遊覧船に語り部としてのお仕事をいただいた頃からですね。もともとウポポ(唄)に対しては、思い入れもあるし、大事なものだったから。それに対してはすごく畏敬の念もあったし、それでいて楽しむものでもあったし、自分の中のものというか。ウポポを一人で唄うようになったのは、その頃からでしょうか。

 

-そうした思い入れのある曲を人前で唄うというのは、なにか抵抗があるように感じますが、どうだったのでしょうか?

 

富:阿寒湖という所は、沢山の観光客の皆さんが来られる所ですが、その中で自分自身の大切にしているアイヌの世界観を、構えることなく分かりやすくどう伝えるか…ということを考えつつ、お話ししたり唄ってみたりしています。

 

絵:もちろん本来は祭りの場や、家庭の中で唄われていたものを人前で唄うというのは、不自然なことだと思います。それに私達がうたう唄は伝承されてきたものです。自然と身が引き締まります。でも、あえて人の前に出て唄うことは伝えたいという気持ちが強いのだと思います。

 

 精神性とアイデンティティ

-そういった無形文化遺産と呼ばれる、舞台の場と身近な生活が隣り合わせになっていることに、何か気持ちの揺れを感じたりはしませんでしたか?

 

絵:見せ方や伝え方って色々な方法があるし、受けとめ方も色々な人がいるから。昔から唄ってきたことや踊りとかは一人ひとり想いが違うと思うけれど、アイデンティティのひとつになっているんじゃないかな。目的は本来そうだと思うんだけど。

 

富:今もあるよね。その辺は子どもたちも結構、強く意識してきているよね。

 

絵:そうそう。私はアイヌ民族よ、って娘に言われたことあるし。笑

 

f:id:fieldnotekushiro:20170902183457j:plain

 

受継がれるもの

-そう言い切っちゃうくらいに、子どもながらに個として誇れるものを何か感じているのでしょうか、素敵ですね。富貴子さんはこうした場で生きていくことについて、自分の思いと舞台の面との向き合い方みたいなものって何かありますか?

 

富:映画にも出てきますけど、阿寒湖にいる弟子シギ子さんや母の存在がとても大きいと思います。それは踊ることだけでなくて、もっとソフトな精神面の部分で。泣いたり笑ったりしながら教えてもらった唄があるので。そこは姉と二人で唄う時は大事なところですね。あとは浦河のお婆ちゃんの精神性とか、ものすごい影響受けているし。もっと大事なものはそこにありますね。

 

絵:ただ、なぞって唄うだけでなくてね。そうやって想いやカタチにできないものとかも唄と一緒に生きていくんだなって。

 

-共に成長していく感じでしょうか。

 

富:成長って意味でいうと、若いときに教わった「カピウウポポ」って唄がそうですね。映画のテーマにもなっていますけど。親心とかも知る由もない10代の頃に教わりました。笑

「子どもをどうやって食べさせてくの?」

「盗んででも食べさせてくよ」

「どうやって着せてくの?」

「盗んででも着せていくよ」

といった内容の唄で。それがやっぱり今、母になって唄えば自分に沁みてくる。それをシギ子おばちゃんの家に集まって、母たちが飲みながら楽しんで唄っていて、そこに紛れて教わって。笑

 

-その唄の音符や歌詞とかを何かに残す訳じゃなく?

 

富:そうそう。その時の思いとか気持ちとか、ムード。それは唄うたびに違うかな。

残すとすればこの唄は心にありますね。

 

絵:だからって今そうやって自分ができているかって言われると、どうかなーとかね。まぁ、もうちょっと子どもたちが大きくなってからかな。

 

富:今はまだね。でも、きっといつか子どもたちが大きくなって、それこそお酒飲みながら私たちが「ちょっとあんたたちこの唄ききなさい」って、言ってね。笑

 

絵:そうそう。この前ちょうど大きくなったら一緒に歌おうねって、娘と話していて。そしたら「うん」、て言ってくれてね。

嬉しかったんだ。笑

 

・・・・・・・・・・

 

f:id:fieldnotekushiro:20170902183523j:plain

■【Kapiw & Apappo】(カピウ&アパッポ)

2011年に床 絵美(カピウ:アイヌ語でカモメ)、郷右近 富貴子(アパッポ:アイヌ語で花・福寿草)の姉妹によって結成されたアイヌ伝統歌のユニット。ウポポ(アイヌの唄)、ムックリ(竹製の口琴)、トンコリ樺太アイヌ由来の弦楽器)なども演奏する。 ふたりが生まれ育ち受け継いだ阿寒湖/釧路地方の唄を中心に、 伝統に根ざした”いま現在の唄”を歌う。ふたりの対照的なキャラクターと姉妹ならではの息の合った掛け合い(ウコウク)が持ち味で、その歌声には定評がある。 近年、絵美は現代音楽家やコンテンポラリーダンサーとの共演、 富貴子はサハ共和国をはじめとする海外での交流など、それぞれにソロとしても活動する。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170904110641j:plain

【Kapiw & Apappo】

1st Album「Paykar」

¥2,000(+tax)

 

アイヌ料理の店 ポロンノ

Art jewelry Ague –アトリエ ラカン

辻谷商店・つじや食堂

Kapiw & Apappo Facebookページにて、発売中。

就労継続支援B型事業所「手と手」

フィールドノートのブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

今回は聴覚障害を持つ、ろうあ者の皆さんが集まり、木工や手芸などの制作を行う事業所の「手と手」さんをご紹介します。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170908144204j:plain

 

釧路養護学校近くにある事業所、さっそく中へ。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170908144119j:plain

 

こちらは手芸や縫製を行う部門のみなさん。

「手と手」さんでは、部門ごとに制作するものが違っていて、自分に合っている部門を選んで作品を作っています。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170908144131j:plain

f:id:fieldnotekushiro:20170908144137j:plain

 

手話で語り合いながら手慣れた感じで作業をする皆さん。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170908144144j:plain

 

何を作っているかというと、筆談する時に使用する「携帯型のホワイトボード」なんですね。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170908164639j:plain

 

こんな感じに仕上がります。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170908165159j:plain

 

 他にもペットボトルケースや印鑑ケース、ポーチにエプロンなど種類も様々。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170908144154j:plain

 

作りが細かくしっかりしているのに、価格はリーズナブル。

 

洋服のお直しも受付けているので、気軽に利用してみてはいかがでしょうか?

 

次は木工部門へ。

f:id:fieldnotekushiro:20170908144125j:plain

 

お、なんかゆるい雰囲気。笑

 

縫製部門は女性が多く、割と手話を交わしながら作業している感じでしたが、こちらの木工部門は、男性がメインで皆さんマイペースな印象がとてもいいなと思いました。

 

こちらでは木のやさしさと手づくりのぬくもりある作品を制作しています。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170908164605j:plain

 

ハンコ立てとペン立て。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170908164621j:plain

 

ティッシュケース。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170908144149j:plain

 

 フォトフレームと木工の作品も様々。

 

他にもマガジンラックや看板など、DIYでオーダーも受付けています。

 

スタッフさんとのやり取りも手話で交わされて、安全作業で作品を制作されていました。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170908144159j:plain

 

事業所でのやりがいについて利用者さんに伺うと、「自分の作ったものが売れると嬉しいし、やりがいを感じる。」と制作する思いを話してくれました。

 

そんな「手と手」さんで制作された作品は事業所でも購入できますが、様々なイベントにも出店されているので、気軽に購入することができます。

 

9月10日(日)・11日(月)は、イオンモール釧路昭和にて販売会を開催。

10時~17時まで。

 

それと今月末はこちらでも。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170908172640j:plain

弟子屈町社会老人福祉センターにて開催される、「第7回ふれあい祭り」にも出店。

時間は、10時~14時まで。

 

どこかのイベントなどで見かけた際には是非、ご覧になってみてください。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170908144113j:plain


就労継続支援B型事業所
手と手

釧路市暁町8-24
0154-45-1055
9:30-15:30
土・日曜・祝日

年末年始はお休み

 

 

ある視点 ~釧路湿原に惹かれて FIELD NOTE 04 より

ある視点 ~釧路湿原に惹かれて

フィールドノートでも度々ご紹介している標茶町出身の映像作家、田中道人さん。その道人さんに影響を与えた、父であり、長年「旅の宿 六花」を営んでいた田中耕三さんに、釧路湿原に惹かれた理由、そして、釧路湿原を通して見えてきた釧路の在り方についてお話しをお聞きしました。

 

・・・・・・・・・・

 

f:id:fieldnotekushiro:20170901113721j:plain

 

釧路に来たのは昭和48年

―旅行で釧路に訪れた際、まだ整備もままならない未完成の街には葦が広がり、凄く寂しい雰囲気を受けたという田中さんが、その釧路に住もうと決めた理由とはなんだったんでしょうか?

 

最初はね、凄い嫌だったんですよ。旅行でこっち来た時に、凄い寂しい雰囲気をうけて。で、その時本当は釧路で泊まりたかったんだけど、逃げ出して阿寒の方に行っちゃったんですよ(笑)。「とってもじゃないこの雰囲気は」って感じだった。で、旅行中知り合った人が釧路に住んでたから、知床や阿寒行った帰り寄ったりしてたんです。それで、気を取り直して、釧路湿原を北斗の高台から最初見たんですよ。十月頃で、湿原ばーっと見た時に、全然何もわからないのに、妙に感銘受けるんですよ。はっきり言って、美しい風景でもなんでもないじゃないですか。その頃は湿原の知識なんて何もないし、これは何なんだろう?と思って。知床の山見たり、阿寒の山見たり、湖見たりした様な感覚とは全く違ってるんですよ。一面ただひたすら、ぶわぁーって葦があって。風景たって山は遠いし、川もよく見えるわけでもない。ただただ葦がある。でも、なんだか心に残るもんだから、なんだろな?と思ったのが、ここに住もうと思った理由でしたね。

 

お世話になった、種市 佐改さん

最初に僕が釧路来てお世話になった人が、種市佐改さん。この人は本当の意味での縁の下の力持ちで、最初にこの釧路湿原を国立公園にしてやっていけないか?って提案したのが種市さんなんですよ。最初の主旨は、観光中心じゃなくて保護を中心とした国立公園にするっていう事だった。で、誰の注目も浴びてないところだったからそれができたんですよ。これは、保護を重点に置いたものにするって言ったら、誰も文句は言わない。このまま聖地として囲って、釧路湿原を保護する。で通ったわけですよ。

それが、国立公園にすると人が来るから儲けようって人がでてくるじゃないですか。金儲けになると制限がきかなくなってくる。最初は誰もそこで商売してなかったんだから、なんぼでも規制かけられたんですよ。でもあえて、利用を中心にした訳だからね。今となってはそれで生活たててる人がいるから、規制しても色々問題がでてくる。

種市さん方が歯止めかけてる時はそういう風にならなかった。それは、金儲けしちゃったら結果的に俗化されるからダメだよって。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170901113904j:plain

 

漠然と惹かれたものの正体

―釧路に来た当時、釧路湿原を見て惹かれたものは何だったのか、答えは出ましたか?

 

答えは二年くらいして出てきました。これは自分の仮説なんだけど、我々は三億六千万年くらい前から陸上にあがったわけですよ。で、海から来るんだから、海でも川でもない所にしばらく居たと思うんですよね。それは、湿原みたいな所しかないと思うんですよ。そういう湿原を通って、僕らは陸にあがってきてる。だから、我々が今になって湿原を恋しく、愛おしく思うのかっていうのは、三億六千万年前の記憶ですよね。その記憶で凄く湿原に惹かれるんじゃないかと。

でも、せっかく惹かれてきた人を、遊びで終わらせるのはちょっとよくないですよね。湿原が何をしてくれているのかって事を知ってもらわなきゃ。

順番からいくと、まず湿原の定義【湿ったところにある草原】。で、そこの植物は低温って事もあって、枯れた時腐らずに植物が堆積されていく。それが泥炭なんです。

で、大抵は【湿原は植物由来の蓄積物の泥炭ができる】で終わっちゃうんですよ。そうじゃない。泥炭が腐らずに溜まってるって事にどういう意味があるのかを理解してないんですよ。

腐る時は酸化するから酸素を消費してしまう。だから、泥炭が泥炭のままにあってくれたら、二酸化炭素を酸素と炭素に分解してくれて非常に良いわけです。泥炭になってくれる事が酸素の備蓄に繋がるっていう事、そこに気が付いたら、湿原をなぜ保護しなきゃいけないかってのは自ずとわかると思うんですよ。泥炭が全てではないですけど、湿原は分解される事もなくそこでじっとして酸素を出してる。それを、人間は吸って生きてるんですから。大きな気持ちがあるところなんですよね、湿原は。だから、そういう気持ちを理解してあげたら、そっとしておくのが一番。じっとしといてあげるのが。

だから、泥炭になるって事は、酸素の備蓄に繋がるって事を理解してくれたら、全然違うと思う。

 

これからの事

―観光立国ショーケースや長期滞在など、なにかと注目が高まる釧路市ですが、これからの釧路市について何か思う事はありますか?

 

新しい何かつくるより、今あるものへの理解の方が先ですよね。考え方だけで進めるっていうのは、お金かからないんですよ。考え方だけなんだから(笑)。その人がそれを理解してくれたらそれでいい。そっちの方に行政でもなんでも働いていった方がいい。

物つくったって、必ずまた壊れるし。そうでない事ですよね。思索っていうか、人がどういう風に思ってくれるかっていうところ。元々、観光ていうのはその土地の光を観るって良い言葉なんですよ。光って何かって言ったら、その土地で生きてる人たち。旅行して、そこでイキイキしている人たちを観て、それで帰った後「北海道の釧路行ったらみんなこんな暮らししてて、それを日常生活で何かに活かしたい!」って思う。そういうもんだと思うんだよね。日本の場合、旅っていうじゃないですか。それはたぶんそういう事だったんじゃないかなって。

 

―今、釧路市に住んでいる人たちにとって、より良い過ごし方の提案はありますか?

 

考え方変えるしかないよね。自分はそんなに変われないから、受け取り方を変えるしか方法はないと思う。だから僕は、寒さが嫌だと思わないように氷の中に美を求めてるから。人工的じゃなく天然で見れるのは北海道だけですよ。冷凍庫の中で装置つくってさ、氷の写真撮る必要ないんだから。表にでれば、凍ってくれてて、その結晶のひとつひとつに目を通していけば、寒さなんてどうでもよくなる。もう、うれしくなる(笑)。その模様は同じものはなにひとつないしね。

 

―その他にも耕三さんから様々なお話しを聞かせて頂きました。

田中耕三さん、貴重なお話し、誠に有難うございました。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170901113944j:plain

 

・・・・・・・・・・

 

f:id:fieldnotekushiro:20170901115439j:plain

田中道人(田中空撮)

北海道川上郡標茶町出身。無人航空機のドローンを活用し、故郷の釧路湿原を題材とした映像作品を制作している。最新作「UNIVERSE OF ICE 3」は父・耕三さんからインズパイアされて作った作品。こちらのURLで映像をご覧になれます。

http://vimeo.com/user29386388

 

旅の宿六花の亭主(2010年に営業は終了)

ラムサール条約を始め、釧路湿原とタンチョウヅルの保全において長年尽力に努める。

大観望(現細岡展望台)の発見者であり、名付け親。

また30年以上も湿原で撮り続けている氷の写真「氷の世界は地上の宇宙」は合成もレ

タッチも行わずに、氷の中に光が差し込む僅かな瞬間を捉えた誰も見たことのない世界(宇宙)。

思いと言葉 次世代のコミュニティについて FIELD NOTE 04 より

思いと言葉

このマチにしかない会社の社長さんや、お店の店主さん、その思いと言葉をご紹介する連載。今回は、浜中町であたらしいコミュニティの在り方について、次の世代を担う人たちのお話しをご紹介します。

 

・・・・・・・・・・

 

f:id:fieldnotekushiro:20170901110518j:plain

―地方と呼ばれる場所はどこも今、課題を抱えながら今後の在り方を模索しているように感じますが、皆さんは新しい事を浜中でやっていく中で、今何か課題に感じている事や壁を感じる事はありますか?

 

松岡さん(以下 松):あーそれは、元々浜中に住んでいる地域の人達の賛同とか承認、そういうのを取り付けれてないなと思うんですよね。僕は移住者なんで、なに好き放題やってんだって目でみられてる感じがして。でもやっぱり、一番認められたいのは地元の人なんですよね。それでやっぱり褒められたいよね(笑)。

 

一同:はははははは(笑)。

 

芦田さん(以下 芦):大体よそから来たもんは、個性的だから目立つ。だからお互い意識して、尊重し合って繋がりやすい。でも地元の人とそこまで会話できるかというと、できる人も居てるけど、なかなか難しいよな。

実際、浜中に来た時8000人いた人口が今6000人になってて、わずか20年弱で。それがあと20年くらいで残り4000人くらいになるって言われてるのに周りは何も動かない。

 

松:そうだね。

 

芦:だから俺らの世代が少しずつ何か発信しようかって言うのを考えてて。会って話して、なんかコラボしたりして。そういう感覚でイベントとか、地元の人とも何かやりたいけど、でもやっぱり無理矢理感がでると面白くなくなってしまう。だからいかに無理なく一緒にやろうって方向になれるかが課題かな。

 

―吉野さんはずっと浜中に住む人として、どうですか?

 

吉野さん:僕は海で。さっきの、浜中の人口があと2000人減るうちの大半が浜の人間なんですよ。本当に今何かやっておかないとっていうのは誰でも思う事で、でも動きがない。そのきっかけをなんとか作っていきたいっていうのはあります。それで、やっぱり地元民でもその地域の人に認めてもらいたいって気持ちはあるんですよね。

 

松:俺は結びつけたいっていうのが自分の中にあって。あしやんのアウトドアツアー行った人が俺の事知って俺のチーズに出会うとか、結び付いていく感じ。それが地元の人ともできたらいいなっていう。

 

―そういうのいいですよね。

 

芦:あとは若い世代も既存の人らのフィールドで、やってる遊びに入っていってそこで繋がりをつくれるかっていうね。

 

―そういう課題や、ものづくりの精神を若い世代に伝えられていると思いますか?

 

松:俺それ、すげー心配に思っています。ただ今までも先輩方がやめないで現場に居続けてくれてる事で、俺らに引き継いでると思うから。俺らも頑張って現場に居続ける事で、若い奴に繋がってくれればいいなって思いますね。

 

芦:若いやつらも、すげぇエネルギーがあるはずやのに、結構大人しいよね。昔はもうちょっとやんちゃだったよな。

 

―自由度が少なくなってきているんですかね?

 

海野さん(以下 海):私は、自由過ぎてわからないですよ(笑)。

 

芦:自由過ぎてわからんのか!あぁ、そういうことね!俺らはなんか自由になりたかったっていう感覚があって求めてたよな。

 

松:自由を求めているような事が心に刺さってたしね(笑)。今の人達は自由なんだ。

 

海:そう。なんでもできるんだけど、それに気づかないくらい自由なんですよ。満たされてる事にも気づいてないくらいのぬるま湯感というか(笑)。最初から生活水準が普通だし、若い時から欲しいもの買えるし。

 

芦:ハングリー精神がないんだよな。

 

―気づかずに、満たされてるっていうのはなかなか何かしよう!っていうハングリー精神を生まないですよね。私も1度釧路を離れて戻ってきてから気づいた事が多くて、それまではカヌー、山登りとかも一切した事なくて。やってみたら、やばいなー!みたいな(笑)。

 

海:凄いわかるな、それ。私も最近まったく同じ事を思ってました。去年、色々教えてもらってこんなにアクティビティあるのか!って(笑)。

 

―そういう当たり前にあった事の再発見を共有できる様な、外側と内側の視点を感じられるコミュニティってあったら良いですよね。

 

芦:難しいところで、そういうの意識して集まったりすると、なんかしんどくなるでしょ。俺らは結構好き勝手やらせてもらってる方だけどな。

 

松:ファームデザインズの初代の社長さんとかが第一世代でやってきてくれてるから、やりやすい土壌はあったよね。

 

海:最初は風当たり強かったと思いますよ。それでも父はやり通してきましたからね。

 

―なるほど。第一世代があるっていうのは強いですね。

 

芦:ただやっぱり、トップは元々居る人たちにとってほしいよな。そしたらもっと人はついてくると思うし。2代目、3代目でも、元々居る人がトップでやっていった方が良い。うちらみたいなんがやっていく事よりも。

 

松:今からまた動きだすって感じだよね、浜中。

 

―新しい風が混じりながらも、やっぱり舵をとっていくのは

元々の地元の方たちであってほしい。移住者と地元民の繋がりが

より一層強くなれば、もっと面白い事ができる。

どの地域にも共通するような、とても可能性を感じるお話しでした。

今後も地域の可能性が広がるような話しを繰り広げていきたいですね。

皆さんどうも有難うございました!!

 

f:id:fieldnotekushiro:20170901111849j:plain

 

・・・・・・・・・・

 

f:id:fieldnotekushiro:20170901110926j:plain

松岡慶太さん 
Gratefulf Farm/松岡牧場の主。移住者の目線で浜中町を盛り上げる立役者。
音楽のイベントなどを町の若者達と一緒に開催している。
近日、牧場内にカフェをオープン予定。
http://www.grateful-farm.com/

 

f:id:fieldnotekushiro:20170901110937j:plain

吉野祐二さん
北海道はまなか産直プラザ 道の蔵<DO NO KURA>代表取締役
唯一、生粋の浜中町出身で海の視点保持者。
浜中と道東の素晴らしさを全国の人に知ってもらうため、
インターネットを通じて特産物の販売や情報発信をしている。
http://www.d-kura.com/

 

 

f:id:fieldnotekushiro:20170901111014j:plain

海野一葉さん
両親が浜中町に移住しファームデザインズを開業。
別の土地での仕事を経て、昨年、ファームデザインズ販売担当として浜中町に帰郷。
現在は、日本各地を飛び回り自社の製品や浜中町の魅力を伝えている。
http://www.farmdesigns.com/

 

f:id:fieldnotekushiro:20170901111022j:plain

芦田政雄さん
牧場の主、兼あしやんカヌーのガイド。大阪出身。
オーストラリア・アジア・モンゴルなど様々な旅を経て浜中町へ。
しっかり現実を捉えつつ、独自の視点で切り開く開拓者。
http://ashiyancanoe.com/index.html

THIRD EYE WINKS! Vol.3

フィールドノートのブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

今回は7/15(土)に釧路市末広町にある、Jazz Soul & Kitchen 「Hot Sauce ホットソース」さんで行われたイベントの模様をご紹介いたします。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170720182345j:plain

f:id:fieldnotekushiro:20170720201210p:plain

 

SOUL LOVERSとしてメジャーでも活動していた釧路出身のヴォーカリスト【Mahya マーヤ 】さんが率いる「the Mahya exprosion band」のラストライブになるということで、なんとチケットは完売!

 

早い時間帯からたくさんのお客さんが集まっていました。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170719071738j:plain

 

さっそくバンドメンバーがお出迎え。(右からMahya、Naoto(ベース)、Kim(鍵盤)、Kyohei(ボーカル)、Ueda(ギター) )

 

f:id:fieldnotekushiro:20170719071733j:plain

 

この日は来年にオープンを控えているハンバーガー専門店「eureka エウレカ」さんが、限定でハンバーガーを提供。


ヨダレが止まらないボリューミーかつジューシーな1品で注文も殺到していました。

オープンが楽しみです。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170719071642j:plain

 

ライブ開始の21時には、こんな感じの会場内。

 

ギュウギュウになったところでライブのはじまりです!

 

f:id:fieldnotekushiro:20170719071816j:plain

f:id:fieldnotekushiro:20170719071839j:plain

f:id:fieldnotekushiro:20170719071759j:plain

f:id:fieldnotekushiro:20170719071753j:plain


Mahyaさんの気持ちを込めたソウルフルな歌声と、バンドメンバー1人ひとりの重なり合うリズムやメロディー。

 

そして会場の空気感が1つとなって、誰もが笑顔で、または胸を熱くしてMahya Bandの音楽に聞き惚れていたのではないでしょうか。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170719071844j:plain

f:id:fieldnotekushiro:20170719071848j:plain

 

途中、ホットソースのマスターへの感謝を歌で伝える場面では、涙する人たちも。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170719071854j:plain

f:id:fieldnotekushiro:20170719071859j:plain

 

アンコールも披露し、最後まで盛り上がりまくったMahya Band。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170719071903j:plain

f:id:fieldnotekushiro:20170719071908j:plain

 

ライブ終了後にはスタッフたちから花を手渡され、愛に満ちた会場内でした。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170719071659j:plain

 

終了と同時に外へ出てみるとこんなに人が!

 

それだけたくさんの人たちから愛されているバンド、そしてMahyaさんなんだなと感じます。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170720193442j:plain

 

ライブ終了後からは大人の時間、ということでDJのMAZZさんがSOULやFUNKを中心に大人な空間を演出していきます。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170719071705j:plain

 

お客さんも途切れずに、「awendarap アウェンダラプ」による第2部のライブへ突入していきます。

 

ちなみにawendarapとは、年内に待望のアルバムリリースも決まっている札幌と帯広、釧路のメンバーで構成されるヒップホップコレクティブなんですが、その中のメンバーにMahyaさんも入っているということで、ライブ前にはまたギュウギュウに。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170720201801j:plain

 

日付をまたいで更に熱くなる会場内、第2部も盛り上がりました!

 

f:id:fieldnotekushiro:20170719071757j:plain

DJ HISAYAとMahya

f:id:fieldnotekushiro:20170719071734j:plain

FANY

f:id:fieldnotekushiro:20170719071739j:plain

DJ SUEとThe?love

f:id:fieldnotekushiro:20170719071700j:plain

 

2MC,シンガー&2DJという、フレキシブルな布陣で会場を揺らしていくawendarap。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170719071656j:plain

 

バンドとはまた違ったMahyaさんの一面も味わえる贅沢な時間だったのではないでしょうか。

 

アルバムリリースも楽しみです!

 

f:id:fieldnotekushiro:20170719071710j:plain

f:id:fieldnotekushiro:20170719071801j:plain

 

THIRD EYE WINKS!

 

笑顔な大人たちが、朝まで楽しんでいたグッドパーティーでした。

 

きっと、Mahyaさんのライブはまた釧路でみれると思うので、その時は是非参加してみてください!

 

f:id:fieldnotekushiro:20170720194740j:plain

f:id:fieldnotekushiro:20170720182345j:plain

photo by Tatsuya Shimmyzoo,Takumi Kawaguchi,ta_suke_,Ryotaro

 

釧路 ゲストハウス コケコッコー

フィールドノートのブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

今回は、釧路市阿寒町の新町でオープンした「釧路 ゲストハウス コケコッコー」さんへ伺ってきました。

 

クスろ」の活動でも知られる名塚ちひろさんが代表として、女性3名で切り盛りするゲストハウス。

 

築65年の元旅館を地域の方と協力し、改装してこの度オープンしたとのこと。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170712225806j:plain

 

さっそくお邪魔いたします。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170712225810j:plain

 

玄関先には地域のおじちゃん、おばちゃんが置いていったという花や植物たちがお出迎え。すでに地域住民に愛されている感が出ています。

 

この日は釧路市といえど、阿寒町は30度超えていたはず。

暑さで溶けそうになっていた名塚さんに館内をご案内していただきました。笑

 

f:id:fieldnotekushiro:20170712225817j:plain

 

こちらがエントランス。

昭和の時代へタイムスリップしたかのような空間が広がります。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170712225821j:plain

 

あ、フィールドノート。笑

ありがとうございます。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170712225825j:plain

 

オープニングパーティーの時のチョークアートもありました。

ワイワイと阿寒町の楽しいイメージが伝わってまいります。

 

まずはキッチンへ。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170712225830j:plain

 

入ってすぐ、目に飛び込んできた時代を感じさせる戸棚やステンレスの天板、戸棚のすりガラスとか素晴らしいですね。

 

この日は特に暑かったので、スイカとかある感じが建物とマッチしていてたまらないなと。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170712225834j:plain

 

こちらがキッチン。

 

テーブルやイスは、ワークショップで作ったもので元旅館の廃材などを合わせて作成。どうりですっかり馴染んでいるわけで。

 

学校にあるような、手洗い場並みにでかいシンクにも好感触。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170712225839j:plain

 

こちらはリビングにある、年代物な先輩たち。

個人的に古いものに関心があり、ほんとツボだらけな館内。

 

このミシン台やTVなども元旅館にあったものだそうで、まさかブログやSNSで21世紀にこんな紹介されるだなんて、作った人もモノも思ってはいなかったでしょうね。。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170712225843j:plain

 

あ、学校の手洗い場並みにでかいシンクがまた!笑

歯を磨いたり、日常のコミュニケーションがここからはじまりそうです。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170712225847j:plain

 

さて、2階へ行ってみましょう。

と、その前に。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170712225924j:plain

 

階段脇のスペースを活かした収納とかも、素晴らしいですよね。

ちなみに当時は靴箱だったらしいです。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170712225852j:plain

 

シギシと、木造ならではの建物の感触を味わいながら2階へ。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170712225903j:plain

 

この手すりの感じとか、たまらないですね。

長い年月のあいだ使用されたからこその、丸みや材質感。

この手すりひとつでも色々なストーリーがありそうな感じ。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170714065110j:plain

 

2階には今にも宴会がはじまりそうな男女混合のドミトリーや和室の個室、洋室も1部屋個室があります。

 

気持ちのいい風が通り抜けていきます。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170714065106j:plain

 

こちらは窓枠の飾りがグッドな4名定員の和室の個室。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170712225907j:plain

 

それにしても部屋の番号札や、当時の壁の隙間を隠す装飾でしょうか。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170712225911j:plain

 

木目や模様など、こういったところに古い建物の味わいみたいなものを感じたりして、いいなーいいなーとシャッターを押す編集人。

 

f:id:fieldnotekushiro:20170712225915j:plain

 

階段から降りてくると名塚さんが溶けながら作業をしていました。笑

 

道東道阿寒インターチェンジや釧路空港からも近く、アクセスしやすい立地の阿寒町。阿寒湖畔と釧路市街のちょうど真ん中辺りにあり、住宅街と山や川といった自然にも恵まれたエリアでオープンした、新しいのに懐かしいゲストハウス。

 

今後は地域の方とも連携し、体験できる宿として色々なアクティビティも楽しめそうです。

 

くしろ地方の宿探しの際には、是非どうぞ。

 

 

f:id:fieldnotekushiro:20170712225929j:plain

 

釧路ゲストハウス コケコッコー

釧路市阿寒町新町2-4-33(阿寒ICから車で約5分、釧路空港から車で約15分、釧路駅から車で約50分、阿寒湖から車で40分)

090-6442-2433(お問合せ・予約専用)

https://www.gh-kokekokko.com/